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子どものマイコプラズマ肺炎〜流行と感染・出席停止など

マイコプラズマ肺炎は飛まつ感染しますが、感染力や発病率が弱いため一般の人ごみの中で感染する確率は非常に低いといってよいでしょう。
しかし、家庭内など、感染者と濃密に接触している場合は感染の確率は大きくなります。

マイコプラズマ肺炎は学校などの集団で感染することが多く、一度流行すると次々に感染し、小流行となる場合がほとんどです。
学校伝染病は、近年の医学の進歩とともに減少する傾向にあり、ウイルス性疾患をはじめとする伝染病も時代とともに変化しており、マイコプラズマ肺炎は学校保健法の中において予防すべき伝染病には挙げられておらず、児童・生徒の間で流行した場合は蔓延を食い止めるため、必要があれば学校長が学校医と相談した上で第三種学校伝染病(幼時や児童・生徒の集団生活への伝染・伝播を警戒すべき伝染病)としての措置をとることが可能で、条件によっては出席停止がみとめられ、学級閉鎖となることもあります。

出席停止後の登校については、急性期が過ぎて症状が改善してからとなり、流行阻止という目的よりも児童・生徒の状態によって登校するかどうかを判断すべきであると考えられています。
実際に出席停止になるかどうかは学校によって判断が違うので、問い合わせてみる必要があります。

小児科によってまとめられた「出席停止期間のガイドライン」には、マイコプラズマ肺炎の場合は「適切な抗生剤治療を開始して3日が経過し、症状が改善するまで」とあります。
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